※ レイアウト設定は有料プラン限定機能です。ご希望の場合はこちらよりお問合せください。

前提

バクラク請求書発行では、源泉徴収税の自動計算機能があります。

書類作成時に以下のように[源泉徴収]にチェックをいれると、源泉徴収税額が自動で算出されます。

なお、自動計算の算出式は、以下の通りです。


▼課税設定>明細金額の入力>税抜を選択している場合

源泉徴収チェックが入っている明細の合計金額×10.21%

▼課税設定>明細金額の入力>税込を選択している場合

源泉徴収チェックが入っている明細の税抜合計金額×10.21%


概要

本ガイドでは、税込合計金額×10.21%で源泉徴収税を算出する方法を解説します。

前提に記載の通り、バクラク請求書発行の自動計算機能の場合は税抜合計金額をもとに算出されるため、税込合計金額をもとに算出することはできません。但し、専用のテンプレートを作成することで税込合計金額×10.21%で源泉徴収税を算出することが可能です。


設定手順

  1. 設定>書類項目設定>見出し項目にて「カスタム金額」「カスタム源泉徴収税額」2つを新規作成する
    • 項目名はお好みで変更してください。データ型は必ず数値を選択してください。
  2. 設定>書類テンプレート設定>該当テンプレートの入力項目>1.で作成した2項目のユーザー定義計算式を設定する
    • カスタム源泉徴収税のユーザー定義計算式

    • カスタム金額のユーザー定義計算式

  3. 設定>書類テンプレート設定>該当テンプレートのレイアウトより、金額→カスタム金額に、源泉徴収税額→カスタム源泉徴収税額に変更する 

上記で設定は完了です。次項で本テンプレートを使って書類を作成しましょう。


書類作成手順

  1. 書類作成画面で必要項目を入力します。
    • 専用テンプレートでは、既存の自動計算ではなくユーザー定義計算式を用いて源泉徴収税を算出します。源泉徴収のチェックは、既存の自動計算機能のためにある項目のため、本テンプレートで書類を作成する際は、チェックを入れないようにお願いいたします。
    • 明細行に税込価格を入力したい場合、[課税設定]>[明細金額の入力]>税込を選択してください。
  2. 入力完了後[作成]をクリックすると、以下のように税込合計金額×10.21%で源泉徴収税が算出されます。

よくあるご質問

Q:上記の通りレイアウト設定を行いましたが、作成した書類に源泉徴収税額の欄が表示されませんでした。

A:レイアウト設定で、表示条件を設定している可能性が考えられます。レイアウト>源泉徴収税の項目を選択>左側の表示内容>表示設定をご確認ください。以下のように標準の源泉徴収税項目で条件設定をしている場合は、カスタム源泉徴収税(新規作成した項目)に変更して再度お試しください。