※ レイアウト設定は有料プラン限定機能です。ご希望の場合はこちらよりお問合せください。
概要
本ガイドでは、相殺した金額で請求書を発行されたいという方向けのレイアウト設定方法をご説明します。
例) 卸売業 取引先に対し支払いと請求どちらもある場合
なお、本ガイドでは支払/請求を区分し、相殺した金額を自動計算する方法に絞って解説し、基本的なレイアウト設定についての細かな説明は割愛しています。基本的なレイアウト設定につきましては、以下のガイドをご参照ください。
レイアウトイメージ
以下手順に沿って設定いただくと、以下のように支払/請求を相殺した金額での請求書を作成することができます。
事前準備
レイアウト設定の前に、以下の事前準備を行ってください。
- 書類項目の作成
- [設定] > [書類項目設定] の[新規追加] > [見出し項目] から以下の項目を作成します
- データ型は全て[数値]を選択してください
- [設定] > [書類項目設定] の[新規追加] > [明細項目] から以下の項目を作成します
- データ型は[テキスト]を選択してください
- [設定] > [書類項目設定] の[新規追加] > [見出し項目] から以下の項目を作成します
- 作成した書類項目を利用できるようにする
- [設定] > [書類テンプレート設定] > 入力項目の「編集」 > [見出し項目][明細項目]タブから作成した書類項目の利用にチェックを入れます
- 自動計算できるように計算式を設定する
- [設定] > [書類テンプレート設定] > 入力項目の「編集」 > [見出し項目]タブのデフォルト値で以下の通り計算式を設定します
- 項目名:金額
- デフォルト値[ユーザー定義計算式]を選択し、以下の計算式を設定する
- 項目名:課税対象額(10%対象)
- デフォルト値[明細項目から集計]で集計対象は[品目金額]を選択する
- [明細の集計条件の編集]で以下の条件を設定する
- 項目名:支払対象額(10%)
- デフォルト値[明細項目から集計]で集計対象は[品目金額]を選択する
- [明細の集計条件の編集]で以下の条件を設定する
- 項目名:請求①(10%対象)
- デフォルト値[ユーザー定義計算式]を選択し、以下の計算式を設定する
- 項目名:請求②(不課税)
- デフォルト値[明細項目から集計]で集計対象は[品目金額]を選択する
- [明細の集計条件の編集]で以下の条件を設定する
- 項目名:支払③(10%対象)
- デフォルト値[ユーザー定義計算式]を選択し、以下の計算式を設定する
- 項目名:支払④(不課税)
- デフォルト値[明細項目から集計]で集計対象は[品目金額]を選択する
- [明細の集計条件の編集]で以下の条件を設定する
- 項目名:請求消費税(10%)
- デフォルト値[ユーザー定義計算式]を選択し、以下の計算式を設定する
- 項目名:支払消費税(10%)
- デフォルト値[ユーザー定義計算式]を選択し、以下の計算式を設定する
レイアウト設定
※本ガイドでは、基本的なレイアウトの作り方(テーブルの配置やサイズ調整、文字サイズや背景色の変更など)については触れておりません。基本的なレイアウト設定の方法につきましては、以下のガイドをご参照ください。
- まずは、テーブル/繰り返しテーブルの配置や列数の調整、見出しのテキスト設定など、大枠のレイアウトを作成します。
- 次に、各テーブルのセルに表示する内容を設定します。
- 赤枠(A〜C)以外の項目の場合
- 設定したいセルを選択>表示内容>セルの内容[データ]を選択
- ヘッダーにあわせた項目を選択する
- ※例) 総計(①+②+③+④)なら、{{金額}}、品名なら{{品目名}}など
- 赤枠Aの場合
- Aのセルを選択>表示内容>セルの内容[カスタマイズ]を選択
- [表示内容の設定]から以下のように設定する
- 赤枠Bの場合
- Bのセルを選択>表示内容>セルの内容[カスタマイズ]を選択
- [表示内容の設定]から以下のように設定する
- 赤枠Cの場合
- Cのセルを選択>表示内容>セルの内容[カスタマイズ]を選択
- [表示内容の設定]から以下のように設定する
- [表示条件の設定]から、それぞれ以下のように設定する
- 赤枠(A〜C)以外の項目の場合
- テーブルの位置など最終調整のうえ、[保存]をクリックします。
これでレイアウト設定は完了です。本レイアウトで書類作成を行うと、冒頭のレイアウトイメージのような書類作成が可能です。